学校の悩み

正しい不登校のやり方???『学校は行かなくてもいい』を読んでみた

この記事を書いてる、ちょうど半年前。

ぼくは不登校でした。

中学3年生、学校という居場所をなくしながら、

受験に追い詰められながら、家族との仲も最悪になりながら、

ギリギリ生きてました。

中学校を卒業後、もう限界で高校にも行けず。

いまは不登校をやりながらブロガーとして、

「不登校は悪いことじゃないんだよ〜!」

「学校に行きたくないから死ぬ、のはナシ!」

と伝えるような活動をしています。

だからこの『学校は行かなくてもいい』も、誰かを励ます記事を書くために読もうと思ってました。

学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
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だけど、無理だった。

不登校の頃に負った心の傷は、たった半年で癒えてなんかなかった。

まだぼくは、傷だらけの不登校だった。

だからこの記事は、不登校当事者として書いていこうと思います

前置きが長くなりましたね。

『学校は行かなくてもいい』、感想とまとめを書いていきます。

不登校になる方法???

正しくは、「学校は行かなくてもいいんだよ」という、著者である小幡さんからのアドバイスです。

あ、小幡さんっていうのはこの方。

ぼくも「#不登校は不幸じゃない」に参加したり、

新刊『ゲームは人生の役に立つ』をいただいてレビューしたりと、

かなりお世話になっています。

そんな小幡さんは、小・中と不登校。期間は10年にも渡ったと言います。

小幡さんの、「学校は行かなくてもいい」理由は2つ。

1つ目は、「スマホで勉強できるから」。

学校が持つ役割は大きく分けてふたつだと思っている 。

ひとつは学問を勉強する場所としての役割。(中略)

義務教育というのはよくできていて 、

人間が生きて行く上で必要最低限の学問の知識をきちんと教えてくれるようになっている 。

しかし、それがすべて人生に役立つかとなると疑問も残る 。(中略)

昔と違って 、今はネット検索すればたいていのことは調べることができるし 、

スマホの使い方さえわかっていれば 、大半の知識はなくても心配いらない 。

学校は行かなくてもいい

そしてもう1つは、「学校の外にだってコミュニティを持てるから」

学校のもうひとつの役割は、同世代のコミュニティ作りと人間関係を学ぶ場所だということ。(中略)

でも、これだって 「学校でなければできないこと」かと考えると僕はそうは思わない。(中略)

僕は学校には行かなかったけど 、適応指導教室 (教育支援センタ ー )というところに通っていた 。

学校は行かなくてもいい

つまり、

  • 調べる力を身につけられる
  • どこかのコミュニティ(友達でもいとこでも習い事でも)に属せる

なら、学校は行かなくてもいいということ。

ただ、小幡さんが一貫して言っているのは、「それって負担が大きいよね」ということ。

学校は、勉強とかコミュニティとかを分かりやすくみんなに届けてくれるわけです。

学校に行かないなら、どうしてもそのへんを親が探さないといけない。

あなた
あなた
じゃあ結局学校に行けってこと?

はいど
はいど
違う違う、最後まで読んで!

実際、学校に行かないことだけを見ればマイナスだと思うから。

それでも学校に行かないのなら 、学校以外の時間をどう使うかが重要になる。

「学校へは行ってないけど、自分はこんなことができる!」

そんな人に誇れるものを作ることで、それが自信につながるし、それはそのまま将来の仕事につながるかもしれない。

学校は行かなくてもいい

つまり、「学校を休んだあとどうするか」が大事ってこと。

学校は理不尽な場所です。当事者として強くそう思う。

ぼくはいろいろありましたが、

真面目に義務教育を8年目までやってきて、

最後の1年間で学校に無理やり潰されたようなもんです(怒)

だけど学校のせいで自分が将来引きこもりになったり、ニートになって親に謝りながら生きていくなんて、

悔しすぎる。

そんなの絶対イヤだ。

だからぼくは、「前からやりたかったブログを書こう」と決めました。

おかげで、ブログを書いてる先輩やフリーランスの大人と話せる、Twitterというコミュニティをゲットできた。

そして、日々読書したり、ググったりしながら常に勉強してる。

最近は、文章力も上がってライターのお仕事をいただくまでになりました。

学校には行かなくていいと思う。

だけど、あなたが学校に潰されてしまうのはもったいない

まだいまは考えられないかもしれないけど、

不登校になったら、そのあとが大事なんだな

って、なんとなく覚えておいてください。

はいど
はいど
よかったら、Twitter(@michishiruver)でぼくも相談に乗ります

不登校の子・学校に行きたくない子の親御さんへ

世の中には、親目線や先生目線で

「子どもを学校に生かせる方法」を書いたネット記事はたくさんあります。

この記事はレアなことに16歳が書いてるので、ちょっと当事者の意見も聞いていってください。

ぼくが『学校は行かなくてもいい』を読んでて、親御さんに伝えたいと思ったのは2箇所。

本当はちゃんと自分の気持ちを伝えたいし、わかってもらいたいけど、

まだ子どもだからうまく伝えられないし、自分の心の中にあるものを言葉にすることも上手にはできません。

だから逃げるしかない。

でも、それは卑怯なことじゃない。逃げるのにだって勇気がいる。

そのことを少しでもわかってあげてほしいと思います。

学校は行かなくてもいい

小幡さんの言葉です。

本当に不登校ってラクしたいわけじゃなくて。

選べる道がだんだん潰されてって、

「もう逃げるしかない」ってとこまで追い詰められてなるものなんです。

だから、お子さんを「ずっと戦ってきたんだな」っていう目で見ていただけたらな、と思います。

ぼくは「何で行けないの⁈」と親に言われるのが、怖くて辛くて仕方がなかったです。

そんなの言葉にできないよ、学校の全部がイヤだ、無理なんだよって。

どうか、「もう頑張れない」というところまで頑張ったお子さんに、

せめて家庭内での居場所をあげてください

子どもは何だかんだ親を心配させたくないものだし、

お母さんの笑顔が大好きなんです。

もし自分の子どもが悩んでいたら、誰よりも味方でいてほしい。

いじめにあっていようと不登校だろうと、

愛していることをちゃんと伝えてほしいです。

学校は行かなくてもいい

これは、当事者の方の言葉。

子どもは、どんなに文句言っても大体は親のことを気にかけています。

ぼくはお母さんの笑顔も、お父さんの笑顔も見たかったけど、

不登校になってから最初の方はほとんど見られませんでした。

いまは家族も受け入れてくれてますが、あの時は本当に辛かった。

自分のせいで母さんが苦しんでる。もう死んだほうがいいんだ。生まれてこなきゃよかったんだ

って、毎日本気で思いました。

無理やり笑顔で接してほしいわけじゃありません。

ただ、こんな道もあるって受け入れて、お子さんを「普通」に扱ってあげてほしいんです。

学校で居場所をなくして、帰り着いた家にも居場所が無かったら、辛すぎるでしょう?

だから、どうかお願いします。

居場所を、少しあげてください。

そしてぜひ親御さん自身が、今まで持ってた楽しみとか、日々のご褒美とかを犠牲にせず、

楽しい人生を送ってる姿を見せてあげてください

不登校当事者が思っていたこと

この記事には少しだけ引用します。

著者の小幡和輝さんのサイトにもたくさんの方が声を寄せているので、ぜひ読んでみてください。

「みんなと同じレールの上を走りたくない」という言葉をよく聞くけど、

僕はどちらかというと同じレールの上を走りたくて、

だから学校にはめちゃめちゃ行きたかったと思います。

だけど外れざるを得なかったというか……。

学校は行かなくてもいい(家入一真さん)

引きこもるときって、まずは安心して引きこもりたい。

「学校に行け」とか、「今やっていることは間違っているんだ」とか言われて、焦燥感を覚えるとか、

そういう状態になっていると心が弱って安定しないので、

学校に行ったところで行けるようにはならないと思うんですね。

今思えば、ちゃんと引きこもらせてくれたことはすごくありがたかった。

学校は行かなくてもいい(吉藤オリィさん)

社会の風潮として、何か大きな理由がない限り、

学校には行かなきゃいけないというのがあるじゃないですか。

「行かなくてもいい」という選択肢は、一般的にはほとんどないわけでしょう。

でも、空気感で苦しいなんて言ってもわかってもらえないからつらくて……。

学校は行かなくてもいい(河合未緒さん)

まとめ:不登校は悪いことじゃない。ただしやり方にはコツもある

この記事のまとめです。

学校が辛いあなたへ

学校には行かなくてもいい
→ただし、なった後が大切

不登校の子を持つ親御さんへ

  • 不登校の子は決してラクしたいわけじゃない
  • 親御さんが笑顔でいてくれることが嬉しい

この記事は、ほんの一部を抜粋したものです。

ぼくにとって響いた部分を書いたので、あなたが読めばまた別の部分が引っかるでしょう。

「もう学校限界だな」というあなたにも、

「子どもが学校に行かなくって、自分が悪いのかなってすごく後悔してる」というあなたにも、

きっと強く響く一冊。

学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
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ぜひ一度、もし良ければ親子で読んでいただきたいです。

学校が怖いあなたも、お子さんとの接し方に悩んでるあなたも、悪くない。

やっぱり、学校にはおかしなところがたくさんあるんです。

だから『学校には行かなくてもいい』。

別のルートから生きていく道を、この本を読みながら考えていけるといいんじゃないかな、と思います。

はいど
はいど
不登校のことで困ったことがあったら、ぼくも相談に乗ります(@michishiruver

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