LGBTQ+

カミングアウトとアウティングの違いとは? 似ているようで全く違います

はいど
はいど
どうも、FtM&ゲイのはいど(@michishiruver)です

次第にたくさんの人に知られるようになった「カミングアウト」という言葉。

LGBTQ+の人が、自分のセクシャリティを打ち明けること」といった意味合いで使われていますよね。

そしてよく似た響きの言葉に「アウティング」があります。

だけど「カミングアウト」と「アウティング」、意味は全く違うんです

あなたはこの違い、説明できますか?

この記事では、カミングアウトとアウティングの違いについて書いていきます。

カミングアウトとアウティングの違い

そもそも、カミングアウトとはこういう意味。

1 公表すること。人に知られたくないことを告白すること。
2 同性愛者であることを公言すること。
3 性同一性障害者が、自分がそうであると告白すること。

デジタル大辞泉

LGBTQ+に関わることだけでなく、「秘密を打ち明けること」という意味でわりと広く使われていると思います。

それに対して、アウティングはどうでしょうか。

他人の秘密を暴露すること。他人のセクシュアリティーを暴露する場合に多く用いられる。

デジタル大辞泉

カミングアウトは、当事者が自分の意志でセクシャリティを公表すること。

アウティングは、それを知った人が勝手に回りに広めること。

AさんがBさんにセクシャリティを告白するのは、カミングアウト。

そのあとにBさんがCさんに勝手にそのことを伝えるのは、アウティング。

カミングアウトとアウティングにはかなり大きな差があるということが分かると思います。

はいど
はいど
自分の意志か、そうじゃないのに広まっちゃうかだね

当事者が思う、アウティングのリスク

僕は「FtM」という女性→男性のトランスジェンダーであり、さらに男性を好きになるゲイです。

今まで家族や友人に伝えてきましたが、アウティングされたことはありません。

だけどアウティングをもしされたら、と思うと恐怖を感じます。

それはアウティングが「差別」というリスクを抱えたものだから。

もし、自分の信頼する人以外にセクシャリティが広まってしまったら、どうでしょうか。

差別を受けたり、心無い言葉を投げつけられたりするリスクは十分にあります。

LGBTQ+であることを公言できるくらいには、世間の理解は深まっています。

しかしまだ、伝わりきってない現状があるんです。

ぼくは目の前で、「同性愛って犯罪なんでしょ?」と言われたことがあります。

また、ぼくと同じようにFtMの方は、「女に生まれたならお前は女なんだよ、男じゃない!」という誹謗中傷を受けたそうです。

同性愛を犯罪とみなしている国は、明らかに人権侵害をしています。

トランスジェンダーは、生まれたときから自分の性別と逆の体を持っている。それだけです。

だけどそれを理解していない人は、残念ながら確実にいるんですよね。

広い世界にカミングアウトするのが、危険だと感じる人は多いでしょう。

アウティングは、当事者の思いと関係なくカミングアウトを広げてしまう行為。それ自体が当事者を踏みにじる差別でもあります

一橋大学アウティング事件」という事件を知ってますか?

勇気を出して男性に告白した男性が、それをアウティングされたことで、亡くなってしまった事件です。

アウティングは当事者を傷つける。時には死にまで追いやってしまう

何気ない一言が持っているリスクを知っていてほしいです。

はいど
はいど
秘密を暴露されるのは、セクシャリティに関することに限らず嫌だよね

まとめ:カミングアウトは告白、アウティングは暴露

  1. カミングアウト→秘密を打ち明けること
  2. アウティング→人のセクシャリティを勝手に暴露すること
  3. アウティングは、人の命まで消してしまうことがある

カミングアウトとアウティングの違いについて解説していきました。

見た感じはどちらも「アウト」がついているのにずいぶんと意味が違います。

カミングアウト秘密を告白することで、アウティング秘密を暴露することだと覚えてくれたらOK。

アウティングという暴力的な行為が、多くの人に「いけないことだ」と認識されることを願ってます。

はいど
はいど
LGBTQ+やそれにまつわることについて、正しい知識を持ってくれたら嬉しいな

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